Diary of a Perpetual Student

Perpetual Student: A person who remains at university far beyond the normal period

僕は技術エントリを自分のために書いているわけではない

blog.arthur1.dev

おかげさまでたくさんの方に反応していただきました、ありがとうございます。

まだ全然読みきれていないけど、少しずつ丁寧に咀嚼していこうと思います。


技術エントリは自分のために書いている、というコメントが多かったので一つだけ。

僕は技術エントリを自分のために書いているわけではないです。断定は怖いので少し逃げると、主目的ではないです。

自分の理解を整理・収納するのは他の場所でやっていて、チラシの裏にメモ書きしています(これは比喩)。他人に見せなくて良い代物なので、気が楽ですし、スピーディーに書き留められます。後世の自分が見て、記憶の引き出しを開けられる程度の情報もそこにあります。

他人に読んでほしいから、図を用意したり、サンプルコードを用意したり、言葉を丁寧に選んだりするわけです。そして、誰かが一生懸命運用維持してくれるサービスでブログを書くわけです*1

では、なぜ他人に読んでほしいのか。

一つは、Web が記憶拡張装置、ひいては人間の創造を支援するプラットフォームであるからです。Web が好きだから、その存在意義のために自分ができることをしています。ただ、生み出したものが一生誰にも読まれないならば、それはなくても同じことです。いつか読まれるかもしれない、というツッコミはあろうかと思いますが、さて、それはどれぐらいの確率で起こる事象でしょうか。

もう一つは承認欲求という言葉で片付けられるかもしれないし、誰かに必要とされたい、という表現もできるかもしれません。これは人間として比較的高次元な欲求です。自己実現のステージにまで辿り着いている人はすごいですね。

技術エントリを書くことで、副次的に文章力が上がるとか、伝える力が上がって嬉しい、というのはあるかもしれません。ただ、今の自分はそこに問題意識を持ち priority を上げて取り組んでいるからエントリを書いている、というわけではないです。

*1:これははてなブログへの褒め言葉であり、ポジショントークです