スマートフォンを先日発売された Google Pixel 6a に乗り換えました。 もともとは Pixel 3a を利用していたのですが、セキュリティアップデートの提供保証が切れたことが買い替えの主な理由です。
機種変更に伴って、ワンタイムパスワードを用いた2要素認証の設定をし直しました。
GitHub の Web 上で表示された2次元コードをスキャンしたのですが、なぜか読み込むことができませんでした。
原因はダークモードなのに2次元コードの周囲に白い余白が十分用意されていなかったことでした。 試しに、開発者ツールからスタイルを変更して、以下のように余白を白くすると読み込むことができました。
.qr-code-img { background: white !important; }
近年は、CSS でカスタムプロパティが使えるようになり、変数の値をまとめて変えるだけでフロントエンドのデザインテーマを切り替えられるようになりました。 しかし、ライトなテーマの延長として色を変えるだけで実装すると、このように操作性の悪い UI が生まれてしまうことがあります。
今回の件以外にも、プロパティの設定値によってコントラストの差が小さくなり、視認性が悪くなるという問題が起こることも考えられます。
実装コストとの兼ね合いを考えると気づきベースでなんとかしていくしかないような気もします。しかし、ダークモードが市民権を得た今、アクセシビリティテストを CI で動かすなどの手法(思いつきです、できるかどうかは分からない)により、ダークモードを安心して世に出せる仕組みが整備されたいと思いました。